ジョグジャカルタ王宮の南アルン・アルン(南広場)に行った事が有りますか? そこには、柵に囲まれた二つの大きなガジュマルの木と王宮スタイルの非常に特徴的な文化遺産の建物が有る大きな広場が有ります。それが「ササナヒンギル」です。ササナヒンギルは「高地」を意味します。この建物は南アルン・アルンの北側に有り、正面ポーチにSasana Hinggil Dwi Abad(ササナ・ヒンギル・ドゥウィ・アバッド)と書かれた名前の付いた白い柵が付いています。 Dwi Abad(ドゥウィ・アバッド)の名前は、スルタンハメンクブウォノ1世の統治時代、詰り1755年から1792年に建設された為、2世紀以上前の建物自体の築年数に基づいています。

歴史的には、この場所は、国王がグレベグ式の準備の為に兵士の試演を見る場所として使用されていました。又、人間が虎と戦う場所(ランポガン)としても知られています。

 

時間が経つと、文化遺産として、ササナヒンギルは芸術のパフォーマンスを目撃する場所として使用されていました。ジョグジャカルタの居住者に通常好まれるワヤン・クリット(影絵人形)の演技を見たい場合は、毎月第2週に毎週土曜日にこの場所に来て下さい。ササナヒンギルは、ワヤン・クリットの演技を午後9時から午前5時半まで、終夜開催します。ここでは、ジャワの文化、詰り、通常ラーマヤナ、マハバラタ、プスタカ・ラジャ・プルワ、プルワカンダ等の古写本から供給されたワヤンの物語を物語るワヤン・クリットを知る事が出来ます。

このパフォーマンスは勿論オープンスペースで行われる為、ジョグジャカルタの人々は通常、独特の方法、詰り「レセハン」(地面に座る事)でワヤンの演技を見るので、マットを持参して座った方が良いです。若しくは、ジャケットを使っても良いでしょう。

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