書きバティックは、マタラム王国の設立以来の公式の衣装です。ジョグジャカルタには、宮殿の代表的な手書きバティックを手に入れる為の参考と成る村が有ります。即ちギリロヨ村です。

ギリロヨ村はイモギリの埋葬地に有り、正確にはイモギリのマタラム王の埋葬地の下の丘の麓に有ります。殆ど、男性住民はジョグジャカルタ宮殿のスルタンに仕えるアブディ・ダルムで有り、女性は手書きバティックの職人です。

ジョグジャカルタで最大の手書きバティックの中心で有る村は、ギリロヨ、カラング・クロン、チェンケハンの三つの村落で構成されています。ここのバティック職人の殆どは、世代から世代へとバティックを作る能力を既に持っています。ギリロヨで手書きバティックの芸術は17世紀から存在していると言われています。

ギリロヨ村は、最小5人、最大500人の幾つかのツアーパッケージを提供しています。提供されるツアーパッケージでは、周囲の村の出身で有るバティック職人からバティックの作り方を教えられ、小さな布の上にバティック結果の形でお土産を貰います。バティックの活動は、パターンの作成から始まって、チャンティング(蝋噴出ペン)を使用したバティックの作成まで学びます。ワークショップの場合、各参加者には2万5千ルピア〜5万ルピアが課金されます。訪問者は、ギリロヨ村の手書きバティックのギャラリーで手書きバティックを50万ルピア〜200万ルピアの範囲で購入する事も出来ます。

ギリロヨ観光村に行くには、東イモギリ通りを南の方向へ通過出来ます。ケンバング・ソカ橋を渡ってから約500メートル先にスナン・チレボンの墓への道が有ります。次に東に曲がり、T字路に着くまで道路を進みます。そこから右折して、ギリロヨ村に向かいます。200メートル後、大きなジョグロと「ギリロヨ手書きバティック生産センター」の看板が有ります。

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here