カマンドゥンガンロル(Kamandungan lor)又は北カマンドゥンガンは、ケベンの木(碁盤の脚)と呼ばれる大きな木が幾つか有る為、屡々「プラタラン・ケベン」と呼ばれます。北カマンドゥンガンから次のプラタラン(プラットフォーム)への接続レゴル(門)は、レゴル・カマンドゥンガン又はレゴ・ルスリマンガンティです。

北カマンドゥンガンは、幾つかの建物のみで構成される二番目のプラットフォームです。北カマンドゥンガンの建物は次のとおりです。
 バングサル・パンチャニティ(パンチャニティ・パビリオン)
 バル・アンティ・ワハナ (アンティ・ワハナ広間)
 バングサル・パチャオサン(パチャオサン・パビリオン)

この場所は、昔から死刑の脅威が有る事件を裁判する場所として使用されていました。この裁判所は直接スリスルタンが議長を務めています。

現在、北カマンドゥンガンはグレベグやセカテン等の伝統的な儀式を開催する場所として使用されています。

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