文化都市のイメージはジョグジャカルタにとても愛着が有ります。文化都市のオーラは、ジョグジャカルタの街の隅々に見られる博物館や文化遺産の存在に依っても支えられています。その博物館の一つはプロ・パクアラマン博物館です。この博物館は、プロ・パクアラマン博物館評議会の下に有り、1981年1月29日に開館しました。マリオボロから東に約2キロのプロ・パクアラマン複合施設に有ります。

この博物館の全コレクションは、東部のプロ・パクアラマン宮殿複合施設の正面に有る三つの部屋に展示されています。プロ・パクアラマン博物館の入り口は、プラジャ・パクアラマンの王冠のシンボルと忍び寄る植物の装飾で飾られている「レゴル・ウィワラ・クスマ」(Regol Wiwara Kusuma)と呼ばれる門です。1884年8月7日、パクアラムⅤ世の政府時代に建てられ、ジャワの文字「ウィワラ・クスマ・ウィナヤング・レクサ」(Wiwara Kusuma Winayang Reksa)のマークが付いたこの門は、保護、正義、知恵の象徴を表しています。

アディパティ・プラジャ・パクアラマン王子の玉座のセットは、二つの大きな玉座と赤と黄色の金の彫刻が施された円卓から成る、この博物館で本当に美しいコレクションに成ります。又、チェプリ(キンマの葉のトレイ)、ケチョハン(唾を吐く壺)、ソンソン・バラッドとソンソン・タングル・ナーガの一セット傘も展示されています。

この博物館の他のコレクションには、ブランバンガン形のケリス(Keris Tangguh Blambangan)や、オランダのエンジニアに依って作成された二つの大きなケリス、つまり、コンバカルナ(Kombakarna)とダサムカ(Dasamuka)が有ります。 又、VOC時代の武器には、長短バレルカービン銃、大小口径、弾丸ホルダー、銃剣、鋭利な刺し武器等、VOCの威にを思い出させる様々なコレクションが有ります。

プロ・パクアラマンの伝統的な服も博物館のコレクションには、プランキルの兵士(Prajurit Plangkir)、王室の廷臣、アディパティ・プラジャ・パクアラマン王子(Pangeran Adipati Praja Pakualaman)と皇后、ベドヨ・サムギタ・ハスタ(Bedoyo Samgita Hasta)の衣類等が有ります。更に、スリ・パクアラム・7世の古代のレバブ(ラバーブ)と正式の王室式典で使用された王室の馬車です。

プロ・パクアラマン博物館

住所                 :プロ・パクアラマン複合施設

営業時間         :月曜日~木曜日は午前8時~午後1時

金曜日は午前8時~11時

同曜日~日曜日は午前8時~午後1時

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