カジゲレム観光プログラムに含まれる工芸品センターの一つで有るジパンガン観光村は、竹工芸品を主なアトラクションとして利用しています。ジパンガン観光村又はデウィジパンは、バントゥールリージェンシー、バントゥール地区のバングンジヲ村に有る集落の一つです。所在地は、ジョグジャカルタ市内中心部から約10 キロなので、遠くないです。
このジパンガンツーリズムビレッジの主な製品は竹の手扇です。使用する竹の一種は、繊維が少なくて細い黒竹またはウルング竹です。
職人が必要とする竹の供給を得る事は非常に簡単です。バントゥルの略全ての地域に竹が有ります。何故なら、幾分かバントゥルの土壌が、竹の生育に適した湿った土壌のタイプで有る為です。
毎日、各職人は30〜40枚の手扇を作る事が出来る為、平均して1ヶ月当り約1000枚の竹の手扇を作る事が出来ます。この村には25人の手扇職人が居て、毎月25,000枚の手扇が販売されるように成っています。ジパンガンの手扇の製品は、バンドゥン、ジャカルタ、バリ等のインドネシアの幾つかの地域に販売されています。今でもオーストラリアに販売領域を拡大しています。
ジパンガン竹扇の価格は、サイズに合わせて設定されています。小型手扇は、一枚当り約8百ルピアで、標準サイズは2千〜３千ルピアです。一方、大型手扇は８千ルピアで、スーパーサイズは3万～５万ルピアです。さらに、買い方は望通り手扇の形状とサイズを選択する事も出来ます。
