ジョグジャカルタには、マリオボロ(Malioboro)、プランバナン寺院(Candi Prambanan)など、有名な観光地がたくさんあります。しかし、ジョグジャカルタでツンクレン(tengkleng)という料理をを知っていますか?

 

ツンクレンは、ヤギの骨から作ったスープです。ヤギの内臓や肉、骨などを使った薄いココナッツミルクのスープに、香りの強いスパイスを加えて独特の風味に仕上げたソロの名物料理です。

 

昔、ヤギ料理は、オランダ人や貴族しか味わえなかったと言われています。残りは、ヤギの骨、頭、内臓、足だけである。そこで、当時の料理人や労働者がヤギの骨などの残った分を調理し、現在まではツンクレンと呼ばれる料理になっています。

 

ジョグジャカルタで最も有名なツンクレン料理のひとつがツンクレン・ガジャ(Tengkleng Gajah)です。「ガジャ」は日本語で「像」です。しかし、この料理は象の肉を使っているわけではありません。そのツンクレンの分量がたっぷりで提供されたので、この料理屋は「ツンクレン・ガジャ」と呼ばれています。

2006年の創業以来、このツンクレンの料理屋では普通のメニュー、 例えばツンクレン・サンバルバワン(tengkleng sambal bawang)や、  フライド・ツンクレン(tongseng goreng)や、 トンサン(tongseng)や、 グレ(gule) などの各種のヤギ肉調理品のみを販売していました。

 

しかし、ツンクレン・ガジャの人気が高まり、 現在ではナシ・ゴレン・カンビン(nasi goreng kambing)というヤギ肉の炒飯や、 サテ・ゴレン・カンビン(sate goreng kambing)というヤギの串刺しなど、 約11種類のメニューがあります。この料理屋のフライドサテは、スパイスが肉に染み込んでいて、美味しいです。

 

この料理屋の場所は、カリウラン・ストリート(Jalan Kaliurang)km9.3、ブルルジョ(Bulurejo)村、ミノマルタニ(Minomartani)町、ンガグリック(Ngaglik)郡、スレマン県にあります.村の中にある料理屋ですが、アクセスが良いので連日多くのお客様が訪れます。

 

この料理屋の料理は47,000ルピア(425円ぐらい)かかります。ちょっとお高いですが、ジャンボなので、その価格はその部分の価値があります。そして、白米は8,000ルピア(75円ぐらい)かかって、自由に追加することができます。アイスオレンジ、アイスティー、ジュースなどのドリンクも8,000ルピアかかります。

 

オープンコンセプトの店内では、厨房の様子を見られますし、ツンクレンの調理の過程を直に見ることもできます。また、客様のための長いテーブルも用意されております。

 

料理が提供されると、熱い湯気とともに香りが漂ってきます。さらに、骨についた大きめのヤギ肉も食欲をそそる。グレービーソースはかなり濃厚で、スライスした唐辛子を入れた独特の味があり、とても美味しいです。甘いフライド・ツンクレンも同様に美味しいです。

 

このテンクレンの料理屋は、毎日午前9時から午後9時まで営業しています。ただし、土日や祝日は早めに来ていただくことが可能です。

 

以上は、ジョグジャカルタのツンクレン・ガジャについての情報でした。皆さんも、ぜひ、この料理屋に来てください!

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