博物館には、様々な基本的な馬と馬車の装備を備えた、23台の馬が引く馬車のコレクションが有ります。その数の内、まだ王室の儀式に使用されている馬が引く馬車が18台有ります。キャリッジや装備の他には、馬の像も有ります。

立派なキャイ・ガルーダ・ヤクサ(Kyai Garuda Yaksa)のキャリッジ 

博物館のユニークな馬車の一つは、キャイ・ガルーダ・ヤクサ(Kyai Garuda Yaksa)の馬車です。この馬車は1861年にオランダで作られました。ジョグジャカルタ王宮にとってこの馬車は神聖な物で有る為、スロ(ジャワ暦)の月の間、年に一度常に「入浴」されます。

他の馬車とは異なり、この馬車の素晴らしさは装飾品から見る事が出来ます。独特のヨーロッパのデザインで、馬車の上部も18カラットの金で出来ていると言われている20キログラムの王冠の飾りで飾られています。通常、この王冠は戴冠式が行われる時だけに綺麗にされます。

100年以上前の馬車として、キャイ・ガルーダ・ヤクサの馬車は当時の最新システムを備えています。ドアを開けると、上り下りの梯子が自動的に広がります。飛行機の自動梯子の「洗練」を想像する事が出来ますか。

これまで、スルタンの戴冠式には、キャイ・ガルーダ・ヤクサの馬車が使用されています。

ジョグジャカルタ王宮の馬車博物館全体を探索すると、古代宮殿の雰囲気に浸る事が出来ます。想像する事だけでは無く、時間を準備して、最も親しい人を招待する方が良いでしょう。

この博物館のコレクションを見物する為に、一人当たり5千ルピアの入場料金を支払う事が必要です。写真を撮りたい方は1千ルピアを支払うだけで済みます。安いでしょう?

ソース:https://www.inibaru.id/

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