インドネシアには、アンチョール・ダム（Bendungan Ancol）という堰堤があります。しかし、その堰堤はジャカルタのアンチョールではなく、Kulon ProgoのKalibawangである。
オランダ植民地時代から日本植民地時代にかけての歴史的意義のある堰堤です。その堰堤は、スロカン・マタラム（Selokan Mataram）とスロカン・ファン・デル・ヴァイク（Selokan Van Der Wijck）と呼ばれるジョグジャカルタの2つのカナルの合流地点に位置しています。
この堰堤は1942年から1951年にかけて、スロカン・マタラムの建設と同時に建設されました。堰堤の建設の発案者は、当時ジョグジャカルタ王宮（Keraton Yogyakarta Hadiningrat）の王、スリ・スルタン・ハメンクブウォノ9（Sri Sultan Hamengkubuwana IX）世でした。
この堰堤は、オランダや日本の目をそらすために建設された。そのおかげで、ジョグジャカルタの人々はジャワ島以外の場所で働くことを余儀なくされませんでした。
アンチョール・ダムは、Dusun Pantog Wetan, Banjaroya, Kalibawang, Kulon Progoにあります。この地域は、Magelang Regencyに接しています。ジョグジャカルタ市の中心部からは約37キロメートルで、1時間ぐらいかかります。
確かに、ジョグジャカルタの中心部からちょっと遠いですが、この観光地は入場料がありません。そして、アンチョール・ダムは24時間、年中無休で営業しています。ただし、この観光地を楽しむためには、行く前に天候をチェックしてください。
アンチョール・ダムは、インドネシアの英雄、ニィ・アグン・セラン（Nyi Ageng Serang）の墓からそれほど遠くありません。そのため、この墓とこのダムを同じ日に訪れることができるでしょう。このダムの周辺には、住民が所有するドラゴンフルーツ園があり、特産品の一つとなっています。
この堰堤の主な機能は、ジョグジャカルタ特別州の周辺にある農地の灌漑の水を流れることです。また、この堰堤には様々な淡水魚が生息しています。そのため、ジョグジャカルタや他の市から多くの観光客が釣りをするためにアンチョール・ダムを訪れます。
アンチョール・ダムの施設はかなり良いのです。広い駐車場、ムスリムの礼拝場所、きれいなトイレ、休憩所、おいしい食べ物を売る屋台もいくつかあります。
アウトドアの活動が好きな方は、ラフティングすることはどうですか？スターティングポイントはプロゴ川（Sungai Progo）で、ゴールポイントはアンチョールダムです。また、キャンプや釣りなどのほかのアウトドア活動もここでできます。
この堰堤へのアクセスはかなり簡単なので、観光地として非常に良いでしょう。
